加藤清正は、豊臣秀吉の血縁にあり、家臣として戦国時代に活躍しました。本能寺の変の後、秀吉と柴田勝家が戦った賤ヶ岳の戦いで功績を上げ「賤ヶ岳七本槍」の一人に数えられます。清正といえば、その長い兜が有名です。清正は身長が190cmもあり、長い兜をつけることでさらに身体を大きく見せていたといわれています。逆に身長が小さかったから長い兜を着けたという説もあります。
加藤清正が1607年に築城したのが熊本城。大天守は高さ約32m、3層6階にもなります。清正は城だけでなく、城下の治山治水事業を進め田畑を造成したため、民衆に敬われるようになったそう。1877年の西南戦争で大部分が焼失してしまいましたが、1960年に天守閣、2008年に本丸御殿も復元され、当時の華麗な姿を偲ぶことができます。
春雨のツルツルしたのど越しが楽しめる「太平燕」は、春雨に豚肉、魚介などの具、たっぷりの野菜が入った熊本のご当地麺。上に揚げ卵がのっています。もともと中華料理だったものが、明治時代に日本に伝わってアレンジされ、現在のような料理になったそう。熊本にはこの太平燕が味わえるお店がたくさんある他、学校給食に出たり、カップ麺になったりと広く親しまれています。
対するうどん丸は、季節野菜たっぷりのパスタ風うどんで対抗!アスパラガス、キャベツ、トマト、そらまめなどをオリーブオイル、にんにく、塩を加えてレンジでチン!するだけの手軽さがうれしい一品だ。野菜をたっぷり使ったパスタやピザをイタリアでは「オルトナーラ=菜園風」というそう。太陽をたっぷり浴びた新鮮な野菜を食べて、戦に備えるでござる!