上杉謙信は、戦国武将が群雄割拠する中、越後を拠点として、武田信玄、北条氏康、織田信長等と戦を繰り広げました。中でも武田信玄との戦いは信州・川中島で5度に及びました。好敵手である武田信玄との有名な逸話が「敵に塩を送る」ということわざの元になっています。内陸である甲斐（山梨）の信玄は駿河（静岡）の今川氏、相模（神奈川）の北条氏と敵対していたため、塩を手に入れることが困難になっていました。謙信は信玄と戦っていながらも、甲斐の領民の暮らしを思い、日本海から得られる塩を送ったといわれています。

上越市にあった謙信の居城「春日山城」はその名の通り、山全体が城塞となっており、自然の地形を利用した難攻不落の名城といわれています。現在は空堀、土塁などの遺構を残すのみとなっていますが、本丸跡からは日本海や直江津市街地を眺めることができます。

「イタリアン」は新潟のご当地麺。「イタリアン」というとスパゲティをトマトソースで和えたナポリタンのような料理を想像しますが、ソース味の太麺焼そばの上にトマトソースをかけたものなのです。新潟市内のある喫茶店が作り出したメニューで、現在は専門店やスーパーマーケットのイートインなどでもおなじみの軽食です。

対するうどん丸はメキシコ風うどんで勝負！トマトと香味野菜を合わせたサルサソースをうどんに和え、アボカドソースをのせたさっぱりしながらもコクのあるオリジナルレシピです。アボカドの原産国メキシコでは、アボカドのペーストに刻んだトマト、玉ねぎなどの香味野菜を混ぜた「ワカモーレ」を、トルティーヤというとうもろこし粉のチップにつけたり、ステーキにつけたりして楽しみます。アボカドはビタミンEや不飽和脂肪酸が豊富に含まれているので、健康や美容のためにもすすんで摂りたいですね。