• ご当地マニアで各県の食文化にも
  詳しいグルメライター、
  無類の酒好きでもある。
• 三度の飯より米が好き！
  誰よりも米を愛する編集者。
  家には自家製ごはんの恋人も常備。
• 食べ歩きが趣味のグルメ女子、
  全国からのお取り寄せマニア歴10年、
  手料理は初心者以下…。

• ♪秋が来た、秋が来た、どこに来た～♪
• それを歌うなら「春」でしょ。もう、や～ね～。
• もう気持ちは食欲の秋モード突入だよ。おいしいお米、それに合う秋らしいご飯の恋人を満喫したいなぁ。
• ははは、おまかせあれ。ご飯はリッチな甘味と旨味があって、ほどよい粘りがある「北海道産ゆめぴりか」を用意しました！　そして今回は、三重県から【ごはんの恋人たち】を探してきたよ。まずは、ジャン！　松茸じゃ！
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• おお！　これぞ秋の味覚。昆布と一緒に炊いた“松茸昆布”だね。
• きゃあ、うれしい！　わぁ、この甘辛い味わい、ご飯がもりもり進んじゃうわ。
• なんてったって、約130年にわたって愛されている老舗の味だからね。よし、お茶漬けにもトライしてみよう。サラサラ食べられて、ご飯もやさしい味わいになるよ。
• おお。ご飯とそのおかず。恋人同士が一緒にお風呂に入っているようなよい感じじゃないの。
• そんなところだけ、想像力豊かなのね。つやつやのご飯をお茶漬けにしてもったいないかと思いきや、これ、イケるわ！
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• 次は、松坂牛の“牛肉志ぐれ煮”をどうぞ～。
• ややっ！　松坂牛ですと?!　つやつやのご飯と並ぶと、いつもの食卓が華やかに見えてくるよ。
• ほんと。噛みしめると力強い牛肉の味わいが広がるわね。それをこのご飯が受け止めて……！　口の中に幸せが広がって。天国行きの相性ね。
• 志ぐれ煮だけど、しっかり歯ごたえもあるのがいいよね。よく噛んで、口のなかで調和していく感じが僕は好きだな。次は、伊賀地方の変わった漬物、“養肝漬”だよ。僕のような酒飲みには、ついこのネーミングの漢字が肝臓にいいように錯覚しちゃって。つい手に取っちゃった。
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• 藩主藤堂高虎が陣中に食料として常備したものよね。本来は武士の志気を養う、つまり肝っ玉を養う漬物という意味で、“養肝漬”と命名されたようよ。
• うんちくはいいから、食べてみようよ。もぐもぐ。お、結構、塩分がしっかりあるね。これもお茶漬けにもよさそうだよ。
• 君、すっかり味をしめたね。
• それにしても、今日はいつもにも増して豪華な恋人が集まったなぁ～♪　秋が来てよかった！
• だから、それを言うなら春だってば！

※掲載している情報は2018年6月1日のものです。
　最新の情報とは異なることがございますがご了承ください。