• ご当地マニアで各県の食文化にも
  詳しいグルメライター、
  無類の酒好きでもある。
• 三度の飯より米が好き！
  誰よりも米を愛する編集者。
  家には自家製ごはんの恋人も常備。
• 食べ歩きが趣味のグルメ女子、
  全国からのお取り寄せマニア歴10年、
  手料理は初心者以下…。

• はやいものでもう２月。節分ですなぁ。暦の上では春が始まる節目の日なんだ。
• えっ、まだこんなに寒いのに！？
• そう。古来、季節の変わり目には邪気が生じるといわれていて、それを追い払うために豆まきが始まったんだって。
• よーし！　豆まきだけじゃまだぬるい。モリモリおいしいご飯を食べて邪気を追い払うぞ！
• なんだか方向性が違う気がするけど……。
• 要するに君にとっては「いつもと変わらない」ってことだね。さ、今日は、長野県の「ごはんの恋人」を集めてきたよ。ご飯は「秋田県産 あきたこまち」。新潟、北海道に次ぐ米どころで、「こしひかり」を親に持つおいしいお米だよ。
• 少しもっちりしていて、甘みと食感のバランスがよいご飯よね。
• モリモリ食べるのに、持って来いだ！
• ははは。じゃ、さっそく。一品目は、「帆立入り野沢菜の油炒め」をどうぞ。
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• 長野といえば、野沢菜。それを帆立と共に炒めているの？
• わ、よーく浸かった野沢菜と帆立のだしが相まって。こりゃご飯が進む～！　
• ほんとだ！　ご飯にのせるだけじゃなくて、よく混ぜてみると……これまたおいしい！　「チャーハンよ」って出したら騙せちゃいそう♪
• 騙す必要はないけどね。でも、ひと手間加えた感じにはなるね。脂っこくなりすぎないから、お弁当に入れてもいいね。
• じゃあ次は「七味唐辛子入りなめ茸」を召し上がれ。
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• おお、こ、これは！　なめ茸なのに箸で持てる密度の濃さ！　いわゆる普通のなめ茸とレベルが違うぞ！　「固形分80％」ってこういうことなのか！　見て！　瓶を逆さにしても落ちてこない！　
• やめなさいよ、危ないから。えのき茸がみっちり入っていて贅沢ね。なめ茸への“覚悟”を感じるわ。
• それに、かの有名な「八幡屋磯五郎」の七味唐辛子がいい仕事してるよね。大人の味わいだなぁ。
• ほんのりとした甘みの「秋田県産 あきたこまち」ととってもよく合うよ！　ご飯のこのもっちり感もいいんだよな～。
• じっくり噛みしめたくなるよね。いよいよ３品目は、珍しい「レインボートラウト味噌漬け」をどうぞ。
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• 新しい食材と伝統の味わいのコラボ。チャレンジングな心意気が伝わってくるよ。 むっ、うまい！　サーモンよりさっぽりした印象で、味噌の旨みも加わっている。こりゃ、「秋田県産 あきたこまち」が進むな～。
• ほんとね。川魚って食べる機会が少ないけど、クドさがなくて食べやすいわ。それに今日の「恋人たち」って食卓に並んでいたら、味のバランスがよくってご飯と無限ループしちゃいそう♡
• 食べて、食べて！　邪気を払わなきゃいけないんだから！　
• たしかに、おいしいご飯がもたらす幸福感は、豆まきより効果があるね。

※掲載している情報は2018年6月1日のものです。
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