• ご当地マニアで各県の食文化にも
  詳しいグルメライター、
  無類の酒好きでもある。
• 三度の飯より米が好き！
  誰よりも米を愛する編集者。
  家には自家製ごはんの恋人も常備。
• 食べ歩きが趣味のグルメ女子、
  全国からのお取り寄せマニア歴10年、
  手料理は初心者以下…。

• 毎日暑いね～。こう暑いと、食欲だって落ちがち。今日は猛暑を乗り越えられそうな、徳島県の【ごはんの恋人たち】を紹介するよ。ご飯は「山形県産 つや姫」だよ。
• おお、僕の愛する“姫”よ！　この色。このつや。今日も麗しい～。
• いくらつや感がいいからって、米粒をうっとり愛でるのはやめなさいよ。
• 愛でる価値は大いにあるさ。見た目だけでなく、「こしひかり」に匹敵するおいしさの実力！　いま注目のブランド米の一つなんだから。
• 米トークはそのくらいにして、さっそく一品目から紹介していくよ。まずは徳島県といえば、「かつ天」！
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• トンカツなの？
• いやいや、これは魚のすり身を揚げたものなんだ。地元では専門店もあるし、スーパーでも売っているんだよ。
• お？　どこかスパイシーな風味が……。
• カレー粉やとうがらしを練り込んであるんだ。
• どおりで！　そのおかげでしゃっきりとした「山形県産 つや姫」との親和性がぐっと高まってる感じ！　
• ほんと、このほどよい油気もご飯の甘みと合って、止まらなくなっちゃう♪
• つかの間、このうだる暑さを忘れ去れるくらいのおいしさだね。
• ２品目は、「地鶏の旨み(阿波尾鶏削り節)」を食べてみて。
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• 鰹節？
• ううん、これは地鶏の胸肉なんだ。汁物に使ってもいいし、ご飯の上にかけてもいいんだよ。
• 食べ方もまるで鰹節ね。あ、卵かけご飯にしてもおいしそう！　鶏と卵で親子丼ね！
• ご飯にこの削り節をのせてしょうゆをかけるだけでも十分！　噛みしめるほどに、「山形県産 つや姫」の甘みも出てくるし、鶏節の旨みも引き出されてくるよう。だしを取ることを考えれば、和風、洋風、中華風となんでも来い。どんな料理にも使えそうだね。
• そうなんだ。広がりがありそうだよね。さ、シメの３品目。全国一の生産量である徳島県を代表する柑橘類、すだち入りの「青とうがらし味噌」だよ。
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• わ～、私これ好き♡　辛くて塩っ気があって、すだちの爽やかさが追いかけてくる感じ。ご飯の甘さも際立つし、なにしろ「山形県産 つや姫」のしゃっきりとした食感とよく合うの。しっかり噛みしめたくなるわ。
• この脇にあるのりは？
• 地元の友人に聞いたんだけどね。ご飯と「青とうがらし味噌」だけでもうまいけど、その味付けのりを巻くとさらにおいしいんだって。
• どれどれ……。おおっ！　このすっきりした辛さにのりの風味が加わって、う、うまい！
• さっきの鶏節の出汁をお茶漬けにして、そこに「青とうがらし味噌」をかけてもおいしいよ。
• どれどれ……。ぬおーっ！　これまたいい！　鶏の旨みを感じつつも、「青とうがらし味噌」がしっかり引き締める！　そして「山形県産 つや姫」は硬めの食感だからお茶漬けにしても粒感が味わえる！　多くの恋人を同時にコラボさせるっていうのもいいなぁ！
• この相性の良さは、「同じ産地だから」っていう理由だけじゃ説明できないわね！
• いやはや、徳島県は創作意欲をかき立てる【ごはんの恋人たち】が多いんだなー！　次は「かつ天」と「青とうがらし味噌」を合わせてみるぞー。
• あえて暑気払いと銘打たなくたって、いつだって食に貪欲なのが彼のいいところだね。

※掲載している情報は2018年6月1日のものです。
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