• ご当地マニアで各県の食文化にも
  詳しいグルメライター、
  無類の酒好きでもある。
• 三度の飯より米が好き！
  誰よりも米を愛する編集者。
  家には自家製ごはんの恋人も常備。
• 食べ歩きが趣味のグルメ女子、
  全国からのお取り寄せマニア歴10年、
  手料理は初心者以下…。

• いよいよ、年の瀬が押し迫ってきました。今日は、ジャン！　首都、東京の【ごはんの恋人たち】を用意したよ。主役のごはんは「山形県産 つや姫」。粒ぞろいがよく艶やかで、粘り気の少ないほどよいかたさ、そして豊かな甘みと旨みが特徴なんだ。
• う～ん、おいしそう！　それにしても“首都”って、大げさな。
• だって今回で今年最後の【ごはんの恋人たち】でしょ。5年後はオリンピックだし、あえて東京の味を見直してみようとも思ってね。
• いい考えね。レンジで温めるだけでおいしいごはんが食べられるっていうのは日本ならではじゃない？　それに合う東京の味を考えるって、ちょっとワールドワイドな感じすらしてきたわ。
• いいからはやく食べようよ～。
• じゃ、さっそく。まずは人形町今半の“佃煮”から食べてみようか。老舗の味だね。
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• ああ～、ホカホカご飯に甘じょっぱいタレがなじむ感じ。たまらないなぁ。
• 日本人でよかった、って思っちゃう。タレの味わいに負けないくらい、しっかり肉の旨みが感じられるところがさすがよね。
• 次は“国技館やきとり”。これ、その名の通り両国国技館の地下工場で作られてるって知ってた？
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• あのお相撲の？！　
• うん。相撲観戦のお供として定番で、専門のスタッフが、毎日陽が昇る前からせっせと焼いてるんだ。
• 聞いたことあるわ。東京の都市伝説かと思ってた。しかも、JR東京駅や上野駅構内の売店でも買えるのね。
• この焼き鳥、あたため直さなくても美味しいぞ。
• 観戦しながら食べることを考えて味の設計がしてあるんだよ。これ、焼き鳥丼にして食べてみて。
• 「山形県産 つや姫」ってこうやって食べてもいいんだ！　タレをまわしかけると、いい具合にご飯にしみ込む。噛みしめることで両方の美味しさが一体になっていくよ～。
• ほんと、ほんと。これも東京自慢の味のひとつね。
• 最後に刺激的な一品を。極辛、デリーの“カシミールカレー”です！
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• カレー!?　思いっきりインド風よね？
• 世界の味が手軽に食べられることも東京の食の特徴じゃない？　エスニックが特別なものじゃなくて、日常的に食されている。
• たしかに。このカレーは随分サラサラだね。これをご飯にかけてと。ぬおーーーっ！　辛っ！　ウマっ！！　粘り気の少ない「山形県産 つや姫」なら、このくらい汁気の多いカレーソースもばっちり受け止めるね。米のハリ感がいっそう際立つよ。やっぱり、僕はナンじゃなくてコメ派だなぁ。
• うふふ。東京の味を考えるはずなのに、あらためてご飯の美味しさに気づいちゃったわね。これからもご飯をモリモリ食べていく気になったわ。
• まかせて。【ごはんの恋人たち】は、来年もまだまだ続くよ！

※掲載している情報は2018年6月1日のものです。
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