「節分そば」

節分とは文字通り、「季節の分かれ目」のことです。現在は新暦で生活をしているのでピンとこないかもしれませんが、旧暦では立春がお正月にあたり、前の日の節分が大晦日になります。江戸時代、豆まきだけではなく節分にそばを食べる習わしがありました。商家の晦日(月末)は集金や棚卸しで忙しかったので、そばを出前でとって食べていたといいます。これを「晦日そば」と呼んでいました。その後、「細く長く長生きできるように」と縁起を担いで大晦日に年越しそばを食べる習慣が広まりました。旧暦の大晦日である節分に食べる節分そばは、一年の納めの日に食べる年越しそばのことなのです。

とても神聖なバレンタインデー

バレンタインデーの由来は古代ローマ時代に始まります。2月14日は家庭と結婚をつかさどる女神ユノの祝日でした。当時、若い男女は別々に暮らしており、この祝日は男女が巡り合う唯一のお祭だったので、多くのカップルが生まれ結婚していました。しかし、ローマ教皇は「兵士が愛するものを国に残していると士気が下がる」という理由で結婚を禁止しました。結婚が許されない兵士を哀れに思った聖バレンティウスは密かに結婚させていましたが、罰せられ処刑されてしまいました。その後、イギリスやフランスで、「2月14日は鳥のつがいが巣作りを始める」という言い伝えなどと融合し、「バレンタインデーは恋人たちの日」になったと言われています。今は、友達同士でチョコを交換したり、自分用に高級チョコを買ったりと様々な楽しみに変わってきています。

うどんレシピ

旬の食材 【スナップえんどう】

春の訪れを感じさせる、みずみずしいスナップえんどう。さやも豆も食べられるえんどう豆です。アメリカ生まれの品種で1970年代に日本へやってきました。ふっくらでパリっとしたさやは肉厚で、歯ごたえがあり豆には甘みがあります。30~40秒ゆでるだけでおいしくいただけます。またフライパンでさっと炒めるとシャキシャキとした食感が楽しめます。全体の色が鮮やかで濃いもの、肉厚なものがおすすめです。冷蔵保存するにはビニール袋などに入れ、1〜2日のうちに食べましょう。冷凍の場合は、さっと茹でてからさやが重ならないようラップで包み、ビニール袋などに入れて保存します。

スナップえんどうと桜えびの塩焼きうどん

スナップえんどうの甘みとシャキシャキした食感が
楽しい塩焼きうどんです。

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