「かわいい渡り鳥 ツバメ」

暖かい春風にのって、シューっと通りすぎるツバメ。一瞬何が通ったのかと誰もが目で追ってしまうのではないでしょうか。
ああ、ツバメの来る季節になったんだなあと笑顔になり、同時に春の訪れを感じます。ツバメは商店の軒下など雨風をしのげる場所に巣をつくります。蜂の巣は迷惑ですが、ツバメの巣づくりを嫌がる人が少ないのは、餌を待つ愛らしい子ツバメの姿と、ツバメが巣をつくるのは縁起がいいとの言い伝えがあるからでしょうか。ツバメが低く飛ぶのをよく見ますが、それは雨が降る前兆。そんな時は傘をお忘れなく。

小さな紅白の海のごちそう

これから旬を迎えるのが、主にイワシの稚魚のしらすと桜えび。どちらもとっても小さいのにうまみと栄養素がたっぷり含まれています。水揚げ直後の新鮮なものは生で食べるのが美味しく、紅と白という色合いも華やかでちょっと喜ばしい気分になります。どちらもまるごと食べられるのでカルシウムが豊富。しらすはDHAやEPAを多く含み、桜えびは抗酸化作用があるといわれているアスタキサンチンやタウリンを多く含むなど、みかけによらずパワーがあるいいコトずくめの小さな巨人なのです。

うどんレシピ

旬の食材 【新玉ねぎ】

4月、5月に出回る新玉ねぎは水分が豊富でやわらかく、辛みより甘みが強いのが特徴です。新玉ねぎに含まれる多くの栄養素の中で注目すべきなのが硫化アリルとよばれる成分。これは神経の沈静化に必要なビタミンB1の吸収を促す作用があるといわれています。季節の変わり目を過ぎ、何かとストレスを感じることが多いのもこの時期。おいしいだけではなく、イライラや疲労回復に効果が期待できるうれしい野菜です。

新玉ねぎとしらすのパスタ風うどん

にんにくとオリーブオイルで炒める、生のまましらすと和える。2種類の新玉ねぎの食感が楽しめるパスタ風うどんです。

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