「今年のポインセチア」
この季節、街の園芸ショップではポインセチアがたくさん用意されます。クリスマスの定番となっているポンセチアですが、メキシコが原産国の熱帯性の植物です。メキシコの原住民はポインセチアを観賞用ではなく、茎を切ったときにでる白色の液を解熱剤に使うなど医療に役立てていました。真っ赤な印象のポインセチアですが、昨今は黄色、ピンク、マーブル、白など新しい種類が見られます。また葉のかたちにも変化がでています。赤や白のポインセチアは、クリスマスの後、鉢を和紙でくるみ水引を結ぶとお正月バージョンにアレンジできますね。
お歳暮のマナー
「歳暮」という言葉は、もともと年の暮れという意味を表す言葉でした。その年にお世話になった方へ贈り物を持参して回る習慣が始まり、やがて贈答品そのものをお歳暮と呼ぶようになりました。今は、デパートなどで送ってもらうものが主流になっていますが、本来はごあいさつに伺い手渡すのがマナーです。持参しない場合は、品物が届くより早く「送り状」として一年のお礼とお歳暮を送ったことを書くようにします。
旬の食材 【大根】
寒い季節になるとおいしさが増すのが大根。一年中店頭にある野菜のひとつですが寒くなるとみずみずしさと甘みが増します。じっくり火が通ると冷めにくく、食べると体が芯まで温まります。おいしい大根を選ぶときは、毛穴が少なく白くすべすべしてハリとツヤがあるもの、カットされている場合は切り口にスがはいっていないものを選びましょう。大根は先の方と葉の根元の方で味や食感が異なります。葉の付いている方は辛味が少ないのでサラダなどに、真ん中の部分は身が柔らかいので煮物に、先の方は辛味が強いので焼き魚に添える大根おろしに向いています。大根の葉は栄養価が高く、シャキシャキとした歯ごたえが美味。炒め物やお味噌汁にしていただきます。保存は葉がついていたら、切り落とし別々に保存します。ラップでしっかり包むか、濡らした新聞紙に包み冷蔵庫か冷暗所で保存し、一週間くらいで食べきりましょう。