大阪府南部の岸和田市は、古くは城下町として、明治以降は工業都市として栄えました。岸和田市を一躍有名にしたのが、だんじりが勢いよく走る勇壮な「岸和田だんじり祭」。
祭りの名前にもなっているだんじりは山車の一種で、約80の町ごとに自慢のだんじりを持っています。
約300年の歴史があるといわれるこの祭り、そもそもは穀物がたくさん穫れるように、と祈願したものでした。収穫をともに願い、祝うこの祭りは地域を強く結びつける祭事として受け継がれています。
写真提供:岸和田市
「岸和田だんじり祭」の一番の見どころは、勢いよく走りながら曲がり角でだんじり(山車)を直角に方向転換させる「やりまわし」。
その迫力とスピードは「岸和田だんじり祭」がダントツ!ともいわれます。
スピードを落とさずうまく曲がるには、それぞれの役割が一致団結することが必要。だんじりの曳き手はもちろん、前方できっかけを作る前梃子(てこ)、舵取りをする後梃子(てこ)、そしてだんじりのてっぺんから合図を送る大工方。みんなが息の合ったチームワークを見せてこそ、「やりまわし」がうまくいくのです。そのため、町ごとの仲間意識が非常に強いのも「岸和田だんじり祭」の特徴です。
大阪のソウルフードといえば、なんといってもお好み焼き。小麦粉を水で溶いた生地に具材を入れて焼くそのシンプルさからも庶民の味として親しまれてきました。
戦前からお好み焼きに親しんできた大阪。小麦粉にキャベツやネギを入れてソースをかけていただくものから、具材もだんだんとアレンジされ変わりながら、今のお好み焼きのスタイルに近づいてきたそうです。
今やお好み焼きは、大阪を代表する味として根強く愛され、大阪のみならず多くの人に親しまれる料理となっています。
今やお好み焼きは、大阪を代表する味として根強く愛され、大阪のみならず多くの人に親しまれる料理となっています。
今月はそんな大阪の味を、テーブルマーク流に冷凍「さぬきうどん」で作る「お好み焼うどん」にアレンジ!
アツアツ、できたてをお皿に盛り付け、お好み焼きらしくマヨネーズやかつお節、お好みで青のりやねぎをかけたらほら、モチモチした食感のさぬきうどんで新たな粉もんレシピの出来上がり!主食としてはもちろん、ビールのおつまみやおやつにもぴったり。子どもから大人までみ〜んな大好きな一品になること間違いなし!です。
イタリアの北東部にあるヴェネツィア。約120の島とそれを結ぶ400以上の橋があり、「水の都」とも呼ばれています。
街全体が世界遺産に登録されており、サンマルコ大聖堂、ドゥカーレ宮殿などをはじめ、大小の運河と路地が入り組んだ魅力的な街です。
毎年2月頃に開催される祭りが「ヴェネツィアのカーニバル」。カーニバル期間の約2週間、ヴェネツィアでは仮装し、マスク(仮面)をつけた人々が集う、幻想的な雰囲気に包まれます。
もともとはカトリックの謝肉祭が起源といわれていますが、現在のカーニバルは世界中から毎年300万人以上の人々が訪れるイベントとして楽しまれています。
カーニバルは、サンマルコ大聖堂の鐘楼から天使に扮した女性がサンマルコ広場に舞い降り、広場を中心にさまざまなイベントが開催されます。中でも18世紀当時の豪華な衣装とマスクをつけた人々によるパレードは壮観で、街や運河を色鮮やかに飾ります。
パレードは市民だけでなく観光客も参加することができるため、これを目当てに世界中から観光客が訪れます。
カーニバル中には、仮面コンクールも開催され、訪れる人の楽しみのひとつとなっています。
イタリア料理として思いつくものの代表といえばパスタやピザですよね。日本人もパスタは大好き!中でも人気の高いメニューのひとつが「カルボナーラ」。カルボナーラといえばベーコン、卵、生クリーム、粉チーズを混ぜたソースをパスタにからませ、黒こしょうをふるのが一般的。本場イタリアではちょっと違って、ゆで上げたパスタに卵とペコリーノ(ヤギ乳のチーズ)、グアンチャーレと呼ばれる豚のほほ肉の塩漬けを混ぜて、最後に黒こしょうをふるのだそう。
今月はパスタ風うどん、その名も「うどんカルボナーラ」をご紹介。
実は冷凍「さぬきうどん」のもちもちとした食感と強いコシは、パスタ風レシピにもぴったり!パスタの最もおいしいゆで具合を「アルデンテ」と呼びますが、冷凍「さぬきうどん」を使えば、レンジで加熱するだけでまるでアルデンテのような食感に仕上がります。
この「うどんカルボナーラ」のほかにも、冷凍「さぬきうどん」パスタ風レシピがたくさんあります。
ぜひ“うどんでパスタ風レシピ”をお楽しみくださいね!