東京うどん日和 東京で見つけたうどんの名店のいちおしメニューをご紹介します

博多うどんというとやわらかくてフワフワな麺というイメージがあるけれど、実は明確な定義があるわけではなく、お店によって麺もだしも十店十色。
そんな博多うどんの自由な魅力を楽しめるのが「博多うどん　はし田たい吉」。
細く平たい独特の麺には、福岡県糸島産の貴重な小麦粉チクゴイズミを贅沢に使い、毎朝その日の分だけを製麺。冷と温で微妙に茹で時間を変えるなど細心の注意で、絶妙なしなやかさともっちり感を出している。
加水率の高い麺に合わせて、かつおやあごで濃いめにとられただしは力強い旨みが魅力。
麺が６０cmほどと、かなり長めなのも特徴で、うどんをずずずーっと思いっきりすする気持ち良さを存分に味わえる（それでも一すすりではすすり切れない長さ！）
名脇役は卓上にある「激辛昆布」。だしをとった後の昆布を、煮かえししょうゆと唐辛子で味付け。隠し味に明太子を和えてあり、文字通り激辛なのだけど実にハマる味で、途中からの味変に最適。
やわ麺だけじゃない、博多うどんの奥深さを堪能しよう。