東京うどん日和 東京で見つけたうどんの名店のいちおしメニューをご紹介します

うどん屋さんにしては変わった店名は、店主が大好きな忌野清志郎氏の曲名から。
店内には清志郎やRCサクセションのアルバムが並び、楽曲が絶え間なく流れ、さながらロックバーのようでもある。
こちらのお店の魅力は、宗田節・鯖節・いわし節・干ししいたけ・昆布などを贅沢に使っただし。そのだしの旨さを味わってもらおうと行き着いたのが、だしをしっかり吸う細めの麺。
加水率を低くし、塩分を多めに加えることで、細くてもグミのようなもっちりした食感になり、だしとの相性とコシの良さを両立する、絶妙な麺に仕上がっている。
冷やしで食べると、まるで素麺のような軽い口当たりで、するすると口に入ってくるが、噛めば予想以上のもちもち感を感じる。
麺が細いことで汁との絡みもよく、だしの味と麺の風味を一口でもしっかり味わえる。
夜は居酒屋としても楽しめるので、お酒片手に気さくな店主と音楽話に花を咲かせ、〆においしいうどんなんていうのも、最高だ。