東京うどん日和 東京で見つけたうどんの名店のいちおしメニューをご紹介します

「うどん作りって、意外と理系な作業なんですよ（笑）」と店主は言う。出汁の素材の配分や、うどんの粉・水・塩のバランスなど、基礎となる部分は、全てグラム単位の計算で成り立っているからだ。

その基礎の上にお店独自の創意工夫を加えて、やっと「そのお店にしかない最高の一杯」が誕生する。

そんな一杯を求めて、ここ『Udon Dining 悠讃』には連日行列ができる。

名物まいたけ天ぶっかけは、一見大きな舞茸をそのまま揚げてるようだが、実は一度小さく切り分けた舞茸を合わせて揚げることで、火の通り具合や食べやすさまでしっかり考えた一品。ここにも店主らしい味の計算が活かされてる。

香りごま肉うどんは、ごまダレをよく混ぜて食べるとその名の通りごまの香りがグンと立ち、さらに特製ラー油を足せば担々麺のような新たな味と香りが生まれるという、これまた見事な味の足し算だ。

特製カレーうどんは、クリーミー系のカレーうどん好きにはたまらない濃厚さで、お店の一番人気！
「実は一番時間がかかる・・（笑）」と店主泣かせのきつねうどんは、時間をかけて丁寧に油抜き～味付けされたお揚げのやさしい甘さが魅力。

どのうどんも、「うどんは理系」と言うご主人らしい美味しい計算がされた珠玉の一杯だ！