東京うどん日和 東京で見つけたうどんの名店のいちおしメニューをご紹介します

江戸の蕎麦文化圏である東京下町・葛飾でうどん専門店を開くのは予想以上に大変だったという。
「最初のうちはよく、蕎麦ないの？とか、カツ丼やってないの？なんて聞かれましたよ（笑）」と苦笑いする店主の森さんだが、そんなアウェイな環境だからこそ、お客さんの声に徹底的に耳を傾けることで人気店へと成長した。

お店でアンケートを実施し、うどんの茹で加減やだしの濃さなどお客さんの好みを把握、個別の要望へも回答を壁に貼って答える徹底ぶり。

家族連れの多さに合わせて＜おこさまメニュー＞も導入。小さいサイズの「お子様うどん」に加え、未就学児向けにさらに小さい「ちびっ子うどん」まで用意しているのには頭が下がる。

そんな柔軟な対応が魅力のお店だが、お客さんの好みを取り入れながらも「讃岐の基本はブレずに提供している」からこそ、讃岐うどんマニアからの支持も厚いのだ。

讃岐の伝統の味と東京下町のお客さんの好みがしっかり共存している、文字通り東京の讃岐うどんの名店だ。