材料(4人分)
・山芋
1本(700~800g)
・塩
ひとつまみ
・しいたけ
4~6枚
・エリンギ(手で裂く)
2パック(@100g×2)
・白菜(ざく切り)
1/4株(約400g)
・豚バラ薄切り肉(しゃぶしゃぶ用)
400g
[A]
・あごだしつゆ(4倍濃縮)
50cc
・水
1000cc
・酒
50cc
・塩
ひとつまみ
下準備
- 山芋は直火で炙ってひげを取り除く。
- 半分は皮ごとすりおろし、塩(ひとつまみ)を混ぜ合わせ、残りは麺棒などで粗く叩いておく。
お鍋の作り方
- 鍋に[A]を沸かし、具材を入れて煮る。
- アクを取り除き、塩などで味をととのえる。
- すりおろした山芋を加えながら召し上がれ。
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今回は市販の「あごだしつゆ」を使ったぞ。「あご」とは飛び魚のこと。九州地方ではだしによく使われている。あごの煮干しからだしをとる場合や、あごだしのパックや粉末のものを利用する際は、しょうゆやみりん(or めんつゆ)などをプラスして味をととのえよう。
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ネバネバ成分がたっぷり含まれた山芋の皮はむかずに食べられるが、ひげは食感が悪いので直火で炙って取り除くべし。コンロの直火で炙る際は、山芋をトングなどではさむようにし、やけどに注意するのじゃ。バーナーを使ってもOK。
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しいたけは軸も食べられる。石づき(軸の先の黒い部分)を取り除き、縦に割いて[A]と一緒にお鍋に入れてくれ。いいだしが出るぞ。
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すりおろした山芋は一度に入れると濃度が濃くなり、鍋底が焦げやすくなるので注意すべし。加熱しすぎず温める程度でOKじゃ。〆のうどんやご飯を楽しむためには少し残しておいてもよし。
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具材はこのほか、にんじん、しめじ、水菜、鶏もも肉などお好きな具材で楽しんでくれ。鍋には煮えにくい食材から入れるようにするのじゃぞ。
まるごととろろのあごだし鍋
おすすめの〆方
明太とろろうどん
作り方
- 残ったスープの味をととのえ、うどんを入れて煮込む。
- 残しておいたとろろをかけて明太子をのせ、ふたをして少し温める。
- お好みで、練りわさび、刻みのり、青ねぎをトッピングする。
〆うどんのポイント!
- スープがとろとろに煮詰まっている場合は水を加え、必要に応じてあごだしつゆを加えて味をととのえてね。
- 冷凍「丹念仕込み 本場さぬきうどん」は凍ったままお鍋に加えてOK!スープが再沸騰してから約1分を目安に煮込んでね。
- 旨みたっぷりのとろりとしたスープがうどんによくからんでおいしいよ。明太子をほぐし混ぜながら召し上がれ。
梅とろろ雑炊
〆の材料
- ※すりおろした山芋(残しておく)
- パックごはん
- 梅干し(梅肉)
- 白炒りごま
- 大葉
- ポン酢しょうゆ
作り方
- 残ったスープの味を塩などでととのえ、パックごはんを入れて煮る。
- 残しておいたとろろをかけ、梅肉、ごま、大葉をちらす。
- お好みでポン酢しょうゆを添える。
〆ごはんのポイント!
- パックごはんは、煮立ったスープに容器からそのまま加えてOK。スプーンなどでほぐし、ごはんに火が通るまで加熱してね。
- 豚バラ肉の旨みたっぷりのとろとろスープをまとったご飯に梅肉の酸味がいいアクセントになりとってもおいしいよ。ポン酢しょうゆはお好みで。