入社動機
特別に設定してくれた個人面談で
疑問や迷いがなくなった。
食品メーカーで、かつ自分が成長できるところを軸に企業を検討しました。食品科学科で学んでいたので、知識を生かせる品質管理部門を志望していましたが、それに縛られずジョブローテーションを経ながらキャリアアップできる環境を求めていました。
就活の終盤で、テーブルマークと他社との間で決めきれずに悩んでいたところ、当社は内定承諾書の提出をせかすこともなく、「ちゃんと納得した上で決めて」と、私だけのために品質管理部門の先輩社員との個人面談を設定してくれました。その姿勢に会社の温かさを感じるとともに、先輩社員から、ジョブローテーションの実際や、同僚のキャリアアップ事例などの詳しい話を聞くことができ、自分が求めていた環境があることを確信して内定を承諾しました。
仕事内容
工場全体を、
品質管理の観点から運用管理。
現在は魚沼水の郷工場全体を、品質管理の観点から運用管理する業務を担当しています。具体的には、守るべきルールや法律に則って工場が運営されているかをチェックするほか、品質をさらに向上させるために新たなルールを策定しています。また、第三者機関に対して品質管理が問題なくできていることを証明するための文書作成・管理も行っています。
心がけているのは、「決めつけ」と「押しつけ」は絶対にしないということ。製造現場は日々の生産計画を抱えていることもあり、どうしても「理想」と「現実問題としてできること」のギャップが生まれます。それをできるはずだと決めつけ、ルールを押しつけるのではなく、製造担当者の声に耳を傾けて現場の事情をくみ取る一方、こちらからは「なぜこのルールを守る必要があるのか」を順序だてて説明することにより、現場できちんと機能するルールの落としどころを見つけ出すようにしています。
やりがい
工場全体への貢献と
自身の成長。
今の業務を担当するようになって、工場の食品安全システムの全容を把握できるようになったところに、おもしろさを感じています。運用管理をする上でわからないことも多く、自分から積極的に他部署に情報を取りに行くことにより、各部署の取り組みが理解でき、視野がずいぶん広がってきました。
また、改善を図るべきところについては、自分が率先して動いて工場運用を変えていくようにしていますが、この点でも、ルールを変えたり、新たに設けたりしたことによって、安全性の向上や不良率の低減といった成果が上がったときには、大きなやりがいを感じます。まだまだ力不足な私ですが、知識を蓄えていくと自分の成長につながり、他部署の方からも信頼していただけるので、喜びを感じることができます。
私が「化けた」瞬間
視野を広げてくれた
工場間の異動。
私は入社して2年間、香川工場の製造部門で現場経験を積んだ後、魚沼水の郷工場の品質管理部に異動してきました。この工場は香川工場とは規模も製造している商品も、従業員の年齢層も違い、香川工場では当たり前だったことが全く通用しません。最初はそれが分からず、戸惑い、「ここでも同じようにできるはずだ」と決めつけてしまう自分がいました。
しかし、上司に「強制ではなく自主的に動ける環境作りを考えて」と言われ、改めて環境を見直し、視野を広げていくと、「その工場の特性を捉えた、提案や仕組み作りをしていかなければならない」と気づかされました。それからは自分が無知であるという自覚のもと、まず要件書や法律を学び直し、さらに工場の設備や製品特性、工場独自のルールができた経緯を知るようにしました。そして、他部署と積極的にコミュニケーションをとり、横のつながりを強化し、お互いが納得して進められる関係を作っていきました。このような成長過程を経て現在、高い品質の安全な食品づくりを実現する「最後の砦」として、その役割を果たせるよう努めています。
一日のスケジュール
- 8:00出社、メール確認、麺帯検視
- 8:30現場巡回
- 9:30前日チェックリスト検印
- 10:00備品発注、在庫確認
- 10:30現場や工場運用に係る文書まとめ、検食
- 12:00昼食
- 13:00食品安全に関わる他部署調査
- 15:00DX関連業務
- 16:00プロジェクト打ち合わせ、会議
- 17:00業務日報まとめ
- 17:15退社
オフタイム
カメラが趣味なので、休日はたいてい外出しています。せっかく新潟の地にいるので、周辺地域に観光に行くこともあります。また、職場の仲間とゴルフやスノーボードなどで身体を動かすことも多いです。