「パックごはん」ができるまで
日本有数の米どころ、新潟県魚沼地区で製造している「パックごはん」をご紹介します。
1原材料調達
主原料
お米は鮮度が大切なので、玄米の状態で仕入れます。厳しいチェックを通過し、合格したお米だけを使用しています。
もみくずや小石などの異物の除去検査を5回以上繰り返し行います。
精米工場で精米し、ぬかや表面についた汚れなどを削り落とします。
POINT
お米以外のものが入らないように、入念なチェックを行います。
2製造
洗米・浸漬
精米したお米を洗ったあと、約1時間、芯まで水分を吸収させます。
ご家庭でご飯を炊く時も、お米を水に漬けておくと思いますが、同じ原理です。
POINT
工場は日本有数の米どころ、新潟県魚沼地区にあります。魚沼は美味しい水が豊富な土地です。お米を洗う水、漬ける水、炊く水など、全ての工程で魚沼の地下水を使用しています。
充填
十分に吸水させたお米をトレーに入れます。
POINT
テーブルマークのパックごはんは、お米の充填から炊飯、蒸らしまでの全てをトレー内で行っています。つまり、トレーがお釜の代わりです。
加圧加熱
炊飯前に、「加圧加熱」という工程があります。瞬間的に高温・高圧で加熱することで、短時間でご飯の芯までしっかり熱が通り、同時に殺菌の役割も果たします。
POINT
ご家庭と少し異なる作り方ですが、パックごはんを美味しく、安全に作るためには欠かせない工程となっています。
蒸気炊飯
地下からくみ上げた魚沼の美味しい水を使用し、トレーに炊くための水を入れます。
トレーで炊飯することで、米粒が潰れず、つややかに仕上がります。
POINT
加圧加熱と蒸気炊飯、2度の加熱がおいしさの秘密です。
外はふっくら、中はもっちり、美味しいご飯に炊きあがります。
シール包装
炊きあがったご飯は、クリーンルームに運ばれ、シール包装し、完全密封します。容器の中の空気を窒素に置き換え、常温で保存してもご飯の風味やおいしさが損なわれるのを防いでいます。
POINT
クリーンルームは、空気中のチリやホコリを取り除き、綺麗な状態に保たれた部屋です。
非常に清潔な状態で密封するので、長い間、常温でも保存できます。
蒸らし・冷却
シール包装後、トレーを逆さにして蒸らします。
その後、水槽を通過させて冷まします。
3包装・検査
検査
品質をチェックするために、金属検査、X線検査、重量検査を行います。
賞味期限を印字し、印字が正しいか、カメラや人の目で確認します。
さらに密封されているか、パックに小さな穴がないか、一つずつ機械で検査します。
POINT
パックごはんは一つ一つのご飯が完全に密封されていることが重要です。お客様に安心して食べていただくために、様々な検査を行っています。
パッケージ包装
パッケージにも賞味期限を印字し、包装、箱詰めを行います。
4出荷前検査
出荷前検査
出荷前には、細菌等の検査をしています。最後は、ごはんを試食して、味や食感を確認しています。
皆さまのテーブルに